紫陽花(アジサイ)は、魔力があると信じられている花。
魔除けや厄除けとして紫陽花のおまじないが風習として残っている地域もあり、さまざまなご利益があるともいわれているのです。
この記事では、紫陽花のおまじないのやり方と、紫陽花の捨て方をわかりやすくお話ししていきます。
ご利益のある紫陽花お守りの受け方もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧になり、願いを叶えてください。
紫陽花のおまじないとは

紫陽花のおまじないとは、紫陽花の花をさかさまにつるして、魔除けや厄除けにする風習のこと。
主にトイレにつるすと、婦人病や下の世話にならないといわれているものです。
紫陽花のおまじないは、主に西日本で見られる風習で、地域によって飾り方や飾る場所などに多少の違いが見られます。
紫陽花のおまじないは何に効くの?

紫陽花のおまじないを行うと、次のような効果があるといわれています。
健康運は、婦人病や下の世話にならないおまじないとして、トイレにつるします。
金運をアップさせるには、玄関につるすとよいとされ、成功の引き寄せも期待できるでしょう。
紫陽花を東南につるすと、悪い縁を避け、縁結びのほか、人間関係にも恵まれる効果があるともいわれています。
紫陽花のおまじない|準備とやり方

ここからは、紫陽花のおまじないについて、準備からやり方までご紹介してきます。
準備する物は、以下の通りです。
紫陽花の花は、切り花ではなく、庭や鉢植えのものを用意してください。
なぜなら、土のエネルギーに満ちた、新鮮な紫陽花の方がよいとされているからです。
準備するものをそろえたら、さっそく紫陽花のおまじないを始めていきましょう。
紫陽花のおまじない|やり方
紫陽花おまじないのやり方は、次の通りです。
紫陽花おまじないのやり方を、順に見ていきましょう。
半紙に自分の名前と生年月日を書く
広げた半紙に、黒いペンまたは筆ペンなどで、自分の名前と生年月日を書きます。
1人分の名前と生年月日を記すのが一般的ですが、家族などを含めても問題はありません。
紫陽花を半紙でくるむ
名前と生年月日を書いた半紙で、紫陽花を花束のような包み方でくるみます。
紫陽花の花が、半紙で隠れる・半紙からはみ出るなどの決まりはないので、とくに気にする必要はありません。
好みのスタイルで包んでみましょう。
願いごとに合わせた色の水引で結ぶ
恋愛成就や縁結びなら、紅白の水引で結びます。
金運アップの場合は、金の水引を使用しましょう。
ひもなどを取り付けて飾る
紫陽花をつるしやすいよう、ひもを取り付けて飾ります。
婦人病や下の世話に関する願いごとならば、トイレにつるしてください。
金運をアップさせたい場合は、玄関に飾ります。
財運が、玄関から舞い込んでくるのを願いましょう。
そのほかは、リビングやキッチンなど、とくに決まりはありません。
それぞれの願いを込めて、紫陽花を飾ってください。
紫陽花のおまじないをする日と期間

紫陽花のおまじないは、6が付く日に飾ると決められています。
つまり、以下の日にちです。
始める月については6月にこだわる必要はなく、何月から始めても問題はありません。
飾る期間は、紫陽花を飾ってから1年間です。
紫陽花おまじないの捨て方

紫陽花おまじないは、1年間続けたら処分します。
紫陽花おまじないの捨て方で大切なのが、「ありがとう」と感謝の気持ちを込めて処分することです。
無事に1年間を過ごせたことを、紫陽花に報告しましょう。
捨てる方法は、一般ごみで構いません。
お炊き上げをしている時季であれば、お願いしてもよいでしょう。
紫陽花おまじないのご利益を得られるのは「あじさい神社」

紫陽花のおまじないで本当にご利益を得たいのであれば、「あじさい神社」と親しまれている、若狭野天満神社(わかさのてんまんじんじゃ)がおすすめです。
兵庫県相生市にある神社で、「魔除けあじさい守り」を拝受できます。
婦人病をはじめとする健康祈願、金運財運祈願、縁結び祈願の3種類があるので、願いごとに合わせた「魔除けあじさい守り」を手に取ってみてはいかがでしょう。
神社に咲く紫陽花で作られ、お祓いを受けた霊験あらたかなお守りです。
若狭野天満神社はこちら↓
紫陽花は恋愛運によくない⁈

魔除けの花といわれている紫陽花は、風水では恋愛運を吸い取り、結婚を遠ざける花といわれています。
紫陽花は水をよく吸うことから、よい気も吸い取ってしまうと考えられているようです。
亡くなった人に手向ける花として使われたり、4枚の花びら(萼片)を「死(し)」と関連付けたり、縁起の悪い花でもありました。
その一方で、既婚者にとっては縁起がよく、悪い気を吸い取り、金運をアップさせる花です。
現在では、数多くの花が集まっていることから、人やお金などが集まるよいイメージが定着しています。
紫陽花のおまじないで願いを叶えて

紫陽花のおまじないで大切なことを、おさらいしておきましょう。
真剣に紫陽花のおまじないで願いを叶えたいときは、「あじさい神社」のお守りを拝受するのもよいでしょう。
紫陽花のおまじないは、毎日、目にできるため、願いごとや思いを再確認できます。
ぜひ、紫陽花のおまじないに1年間の思いを込めて、願いを叶えていきましょう。
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