清酒発祥の地の1つとして知られる、伊丹。
古い酒蔵を残した「酒蔵通り」もあり、今も2件の酒蔵が日本の酒造界を支えています。
そんな伊丹には、大人が注目したい、日本酒を使った絶品スイーツが♪
そこでこの記事では、伊丹のお酒を素材にしたスイーツを5つ厳選してご紹介します。
手軽に購入でき、自宅用やお土産にもピッタリですので、ぜひ楽しんでみてください。
今回ご紹介するのは、以下の5点です!
中満の「酒の露」
宝樹庵の「酔雫」
アンシャンテの「酒蔵羊羹 おにつら」
白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ショップの「日本酒ケーキ」
白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ショップの「お酒ドーナツ」
「酒の露」|中満

「中満」の「酒の露」は、伊丹名物のひとつとして知られる、おなじみの酒まんじゅう。
独自の製法で蒸しあげられており、包みを開くと、ほわっとお酒の香りがします。
女性の片手のひらに優しく包めるほどの大きさで、ひと口かふた口で食べられるくらいのサイズ感です。
うっすらと餡が透けて見える白い薄皮は、モチっとした食感。
余計な材料を使っていないおかげで、一般的な酒まんじゅうのようにふわふわと膨らんでいないのがポイントです。
中は十勝産小豆を使用したこだわりの自家製餡で、さらっとした舌ざわりがたまりません。
ざらめで炊くことで、あっさりとした口当たりになり、モチモチの皮と相性ぴったり!
餡の瑞々しさと上品なお酒の香りを味わえる、大人だからこそ楽しめる和菓子です。
「酒の露」の値段
- 6個入り 600円(税込)
- 10個入り 960円(税込)
「中満」について

「中満」は、稲野神社の鳥居前に店を構える、1931年創業の老舗です。
阪急伊丹駅からは、歩いて5分ほどの場所にあります。
店内には、酒まんじゅう以外にも季節の和菓子が並べられ、小さいながらイートインスペースもあるので、気になるお菓子をいただくことも可能。
お正月には干支を型取った可愛いお饅頭が人気で、初詣の際は「中満」のお饅頭を求めるお客さんでいっぱいになります。
店名 | 中満 |
【定休日】 | 月曜日・火曜日 |
営業時間 | ※営業時間・定休日は変更あり |
住所 | 兵庫県伊丹市宮ノ前3-7-7 |
アクセス | JR 伊丹駅 徒歩11分 阪急 伊丹駅 徒歩9分 |
電話番号 | 072-782-3154 |
公式アカウント | 【フェイスブック】https://www.facebook.com/nakaman.itami/ 【インスタグラム】 https://www.instagram.com/sakamanryo/ |
「酔雫」|菓匠 宝樹庵

「酔雫」には清酒のゼリーと甘酒のゼリーの2種類があります。
上の画像は、澄んだ透明感が印象的な清酒ゼリー。パッケージを開けると、ロックアイスのような滑らかな表面を持つゼリーが、シロップとともに滑り出ます。
同時に、日本酒の香りが立ちのぼり、期待感も最高潮に♪
シロップをスプーンにすくって口に運ぶと、キリリっとした清酒そのもの。
甘さも濃すぎず薄すぎず、アルコールを引き立てる加減が絶妙です。
はしっかり目の硬さがあるゼリーで、こちらも清酒をばっちり感じられます。
「調理過程でアルコールはほとんど飛んでいるけど、香りは強めに残ってる」とお店の方がおっしゃっていましたが、なんのなんの!
アルコール感たっぷりで、お酒好きな人にはたまらないゼリーですよ。
「酔雫」の値段
- 1個(75g) 180円(税込)
- 詰め合わせ(75g×5) 1000円(税込)
菓匠 宝樹庵について

阪急 稲野駅から20分ほど歩いたところにある「菓匠 宝樹庵」。
元ドイツ菓子職人だったご主人の作る和菓子にひかれて、ご近所の方のみならず、遠方から足を運ぶお客さんも多いお店です。
和菓子の伝統をしっかり引き継ぎながら、楽しいテイストの和菓子がガラスケースにたくさん。
安心・安全な材料にもこだわる「菓匠 宝樹庵」では、伊丹ならではの清酒を使ったお菓子が、甘いものの苦手な男性にも支持されています。
店名 | 菓匠 宝樹庵 |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
住所 | 兵庫県伊丹市安堂寺町7-2-2 |
アクセス | 阪急 稲野駅 徒歩20分 |
電話番号 | 072-777-7200 |
公式アカウント | 【公式サイト】https://hojuan.crayonsite.com/ 【フェイスブック】 https://www.facebook.com/people/%E8%8F%93%E5%8C%A0-%E5%AF%B6%E6%A8%B9%E5%BA%B5/100063467315642/ 【インスタグラム】 https://www.instagram.com/itaminowagashiya_hojuan |
「酒蔵羊羹 おにつら」|西洋懐石 アンシャンテ

「酒蔵羊羹おにつら」は、老松酒造の酒粕と国産の白小豆(白丸)を使って作られています。
画像からもわかるように、酒粕のつぶつぶが目視できるだけでなく、酒粕のよい香りもたまらない!
ひかえめな甘さで、何切れでも食べられてしまう、不思議な羊羹ですよ。
「清酒発祥の地・伊丹」をアピールするため、伊丹市が「西洋懐石 アンシャンテ」に依頼して誕生しました。
ちなみに「おにつら」は、江戸時代に活躍した伊丹出身の俳人・上島鬼貫(うえしまおにつら)の名前を由来としています。
「酒蔵羊羹おにつら」の値段
- 1本(380g) 1300円(税込)
「西洋懐石 アンシャンテ」について
「西洋懐石 アンシャンテ」は、酒蔵通りにあるクラシカルなレストラン。
伊丹の野菜を使用し、味も見た目も華やかな料理が自慢です。
店内は、大正ロマンを感じさせるインテリアがおしゃれ。
コース料理のデザートに、「酒蔵羊羹おにつら」が使われています。
もちろん、お土産として購入するのも可能です。
店名 | 西洋懐石 アンシャンテ |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | ・火曜日~日曜日 ランチ 11:30~14:00(L.O.14:00) ・火曜日~日曜日 ディナ ー17:30~21:00(L.O.21:00) |
住所 | 兵庫県伊丹市中央3-2-27 1F |
アクセス | JR伊丹駅 徒歩3分 阪急伊丹駅 徒歩3分 |
電話番号 | 050-5493-6564 |
公式アカウント | 【公式サイト】 https://c889400.gorp.jp/ |
「日本酒ケーキ」|白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ショップ

「日本酒ケーキ」は、日本酒をたっぷり含んだリッチな食感が特徴。
しっとりした生地を口に含むと、日本酒の香りが豊かに広がります。
コーヒーや紅茶のほか、緑茶や日本酒に合わせるのもオススメです。
「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ショップ」について

酒蔵通りにある「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ショップ」は、日本酒・クラフトビール・ベルギービールなどが多彩にラインアップするお店。
今回ご紹介した「日本酒ケーキ」以外にも、日本酒を使ったスイーツがたくさんありますよ。
隣には、風格がただよう「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵」。19世紀中期に建てられた酒蔵で、漆喰の壁と焼き板が特徴の建物です。今は、ミュージアムとレストランとして利用されています。
店名 | 白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ショップ |
定休日 | 毎月第2火曜日、元旦 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
住所 | 兵庫県伊丹市中央3-4-15 |
アクセス | JR伊丹駅 徒歩7分 阪急伊丹駅 徒歩5分 |
電話番号 | 072-773-0524 |
公式アカウント | 【公式サイト】 http://www.konishi.co.jp/ 【フェイスブック】 https://www.facebook.com/konishi1550 【X】 https://twitter.com/choujugurashop 【インスタグラム】 https://www.instagram.com/choujugurashop_official/ |
「お酒ドーナツ」白雪ブルワリービレッジ長寿蔵ショップ
「お酒ドーナツ」も、「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵」の人気スイーツです。
1個から購入できるので、自宅用のおやつにもピッタリ。
日本酒の香りがふわっと香るやさしい味で、家事や仕事が終わったリラックスタイムに食べると、疲れも吹き飛びそうですよ。
「観光物産ギャラリー」で買えるスイーツも

JR 伊丹駅2階の改札を出ると、右側にあるのが「観光物産ギャラリー」。
観光案内所と併設されており、コンパクトなスペースに地元のお土産品がバラエティ豊富に取り揃えられています。
中満の「酒の露」、菓匠宝樹庵の「酔雫」、アンシャンテの「酒蔵羊羹おにつら」などもラインアップ。あちこちのお店を周らずとも、ほとんどがこちらの1カ所で手に入るので、便利に利用してみるのもいいですね。
店名 | 伊丹市立観光物産ギャラリー |
【定休日】12月30日~1月2日 | 12月30日~1月2日 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
住所 | 兵庫県伊丹市 |
アクセス | JR伊丹駅 改札口 徒歩1 |
電話番号 | 072-770-7060 |
公式アカウント | 【公式サイト】 http://itami-kankou.com/ |
伊丹は清酒発祥の地
2020年、伊丹と灘五郷の日本酒をテーマにしたストーリーが日本遺産に認定されました。
これを機に、清酒発祥の地としての伊丹が広く知られるようになります。
日本酒といえば、澄みわたるような透明感が特徴的。
ところが、室町時代中期までは白濁しており、透き通った色ではありませんでした。
そして、現在の酒のように透き通った「澄み酒」を作り出したのが、伊丹だったといわれています。
清酒発祥の地・伊丹をテーマにした記事で、より深掘りした内容を記していますので、ぜひご覧ください!
▼こちらデス▼
『清酒発祥の地・伊丹の酒と酒スイーツ』
伊丹ならではの大人のスイーツを堪能しよう

今回は清酒発祥の地、伊丹ならではの清酒をふんだんに使った大人向けのスイーツを厳選してみました。
歴史を感じさせる酒蔵や風情ある街並みが残る伊丹。
どのお店のスイーツも間違いのないおいしさで、安心しておススメできます。
子供と一緒に楽しむスイーツもいいですが、たまには大人だけで禁断のスイーツを嗜んでみてはいかがでしょう♪
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